2023 インカレ

こんにちは、えびです。

 

先日、日本学生トライアスロン選手権に参加してまいりました。

 

長年出場を目指し続けてきた大会。そして、初めてのドラフティングレース(バイクで集団を作ることが許可されるレース)。

 

バイクで先頭に周回差をつけられると強制リタイヤというルールの中、完走を目指してレースに挑みました。

 

 

目次

1.リザルト

2.レースレポート

3.まとめ

4.反省点・気づき

 

 

1.リザルト

⚪︎公式

出走159名, 完走114名

DNF(バイク1/6周目で強制リタイヤ)

Swim 26:13(134位)

 

⚪︎Garmin 

Swim 25:06 1420m(1'46/100m)

Bike 7.1km NP225W

 

 

 

 

2.レースレポート

⚪︎Swim

海に設置された500mの周回コースを3周回。スタートは浜から走って海に飛び込み、周回のたびに上陸して再び飛び込むという形式。

 

水温が高かったのでウエットスーツ着用禁止に。初めてのノンウエットのレース。

 

人数に対して狭い区画からのスタートだったので3,4列になってかなり混雑していた。自分は中央付近の最後尾からスタート。

 

 

 

 

スタート時間である13時は潮が満ちていたので浜から数メートルで飛び込まざるをえず、遠浅の海で有効なドルフィンスルーの出番はなかった。

 

案の定スタート直後はもの凄いバトル。足や肩は引っ張られるし、めちゃくちゃ頭を殴られる。まさにもみくちゃの状態。

 

それでも力を抜けない。抜きすぎると遅い動きにハマってしまうし、スイムで出遅れたら完走の可能性はなくなってしまう。

 

加えて、沖から浜に向かって波が強かったのでスタート直後は周りが見えず無我夢中で水を掻いていた。ウエットがなかったので肩が回しやすかったのが唯一の救い。

 

1周目の中ほどになるとバトルが少し落ち着き、周りが見えてくる。自分の周りに数人の集団、前方に同じような集団が見える。前方の集団を目標に泳ぎ、2周目の終盤に追いつく。

 

3周目序盤で同じ集団の人にゴーグルを殴られて水が入ってくる。集団から離れたくなかったのでそのまま行こうとするも、海水が目にしみる。一瞬止まって排水しようとするも上手くいかない。2回ほどトライするが思うようにいかなかったのでスイムが終わるまで耐えることにした。もうちょっとゴーグルをキツめにつけとけばよかったと後悔。

 

そうこうしていると集団から離れてしまい、後ろの集団に吸収される。その後も前の集団には戻れずスイムアップ。

 

周回ごとのラップは8分10、8分20、8分30といった感じ。左手のプルを改善して臨んだので大きく蛇行することはなかった。

 

↑周回の度に上陸して再び飛び込むのは中々しんどかった。

 

 

⚪︎T1

スイムから上がったときは周りに5,6人。東工大の瀬谷君もいた。この人たちとバイクで集団組めればもしかしたらと思い、トランジションエリアへ向かう。この動線が意外と長くてバカきつい。ウエットを脱ぐ動作がなかったので比較的スムーズにバイクへ。

 

 

⚪︎Bike

直線折り返しのコースを6周回。先頭に周回差をつけられると強制リタイヤ。

 

スタート直後、自分の前方に5人ほどの集団ができ、最初の鋭角カーブを利用して追いつく。しかし、後ろにつくだけでかなりしんどい。1回だけ先頭交代のローテに加わるが、さすがに持たないと思い後方に下がる。結局2,3kmくらいでその集団からは千切れてしまった。

 

同じタイミングで千切れた国士舘の平出君に「行けるとこまで回しましょう」と声をかけ2人で回し始めるも、1周目中盤でカットバイクに競技終了を告げられる。

 

↑スイムが遅い割に人が周りに多かったけど全然ついていけなかった。

 

 

3.まとめ

正直なところ、完走には程遠かったので悔しさは微塵もありませんでした。ただただ力が足りなかったです。

 

実際にインカレに出場して、完走するのにどれだけの力が必要なのかを肌で感じることができたのは大きな収穫でした。

 

バイクで切られてとぼとぼ歩いてレース会場に戻ってる最中は少し惨めな気持ちでいましたが、すぐに練習したい気持ちが湧いてきました。

 

今の自分が来年インカレ完走することは、1年前の自分が今年インカレ出場を決めるよりも難易度がやや高いように思えます。

 

次々と完璧な難易度設定の壁が湧いてくるトライアスロンには感謝しても仕切れないです。良いスポーツに出会いました。

 

力をつけて来年のインカレは完走します。

 

 

4.反省点・気づき

スイム練で距離を詰めてないことは如実に2,3周目のラップに現れていたと思う。ショートサイクルの練習に加えて、低強度〜中強度で距離を踏む練習も必要だと感じた。

 

ゴーグルはキツめにつけましょう。

 

当たり前だけどスイム中に集団を意識するのは大切。ペースを保ちやすいしドラフティングレースではバイクにつながる。

 

ウエットを着ないと肩が回しやすく、ヘッドアップやバトルでストレスがかなり軽減されると分かった。ウエット着用義務のある大会は袖なしのウエットを着るのが自分にとってはベストな気がする。

 

バイクの変速はレース前に確認すべき。レース中変則が上手くいかずかなりストレスだった。

 

バイクで集団が落ち着くまでを想定して、FTPを超える強度の練習もインカレ前にはやったほうがいいかも。

 

 

 

 

 

↑特急しおかぜ。アンパンマン仕様を引き当てた。テンションあがった。

 

 

 

 

↑香川のうどん、バカうまい。



 

↑インカレ選手紹介。始まったばかり、、、良い響き。